【開催しました】10月3日(火)開催 第8回 ビジネス専門セミナー ー人工知能と知的財産の最新動向 2017と最新技術・事例紹介-
終了しました。
一般社団法人 人工知能ビジネス創出協会(AIB協会)は、定期的な開催として専門セミナーを開催しています。今回は、知的財産の最新動向についてのセミナーと、人工知能技術でビジネスを開始している企業からの直接のプレゼンテーションをして頂きます。皆さんのAIビジネス創出のヒントになると期待しています。たくさんのご参加をお待ちしております。
講演後の講師とのネットワーキング(懇親会・有料)もご参加ください。
会員以外の方も聴講が可能ですが、テキスト代等有料になります。
【第8回】ビジネス専門セミナー(人工知能と知的財産の最新動向 2017と最新技術・事例紹介)
●日時: 2017年10月3日(火)14時~18時(受付開始は13:30から)
●場所:金沢工業大学・虎ノ門キャンパス 13階 セミナールーム
http://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/map.htm
●費用:AIB協会の企業は2名まで無料です。3名以上、非会員の方は有料でテキスト代等として、¥5,000(税込み) を頂きます(セミナーの受付でお支払いください。お釣りの無いようにお願いいたします)。
プログラム
1:協会からのお知らせ
2:人工知能ビジネスと知的財産 ~学習済みモデル、データの保護の可能性を探る~
講師:町田 能章(まちだ よしゆき)
特許業務法人磯野国際特許商標事務所 代表社員
人工知能ビジネス創出協会 理事
(略歴)
1972年4月 埼玉県に生まれる
1996年3月 早稲田大学理工学部土木工学科卒業
1998年3月 早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻修了
建設会社勤務を経て、2001年3月磯野国際特許商標事務所に入所
2003年11月弁理士登録、2008年1月特定侵害訴訟代理業務付記登録
2014年4月、事務所の法人化に伴い代表社員(所長)に就任
特許等の出願業務、権利化業務、侵害訴訟業務に従事
講演概要:人工知能の利活用が進むにつれて、学習済みモデルやAI創作物(人工知能により生み出された創作物)など新たな情報財への関心が高まり、これら情報財の保護の在り方についての議論が進んでいます。
本セミナーでは、知的財産戦略本部・新たな情報財検討委員会報告書、特許審査基準に追加されたAI関連発明の事例を踏まえつつ、人工知能ビジネスに必要なデータや学習済みモデル、さらにはAI創作物について、知的財産権による保護の現状と問題点をご紹介いたします。
講演内容
1.はじめに
本セミナーにおける人工知能のイメージ
2.知的財産権の基礎
(1)特許権(特許制度の概要、保護対象、特許要件、ソフトウエア関連発明の概要)
(2)プログラム、データベースに関する著作権
(3)営業秘密
3.データ、学習済みモデルは保護されるのか?
(1)データの発明該当性(審査基準の事例紹介)
(2)学習済みモデルの発明該当性(審査基準の事例紹介)
(3)「派生モデル」と「蒸留」を巡る特許上の問題点
4.データ、学習済みモデルは誰のモノ?
(1)データ・オーナシップ
(2)学習済みモデルは誰のモノか
(3)共同開発契約における知財上の留意点
5.AI創作物を巡る知財上の問題点
(1)AI創作物は保護されるのか?
(2)人工知能が提案した化合物・医薬は特許されるか?
3:人工知能ビジネス 最新事例紹介
3-1: 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)における橋梁点検の効率化技術の開発(2017/9/27 更新)
講演者:堀口賢一氏(大成建設株式会社 技術センター社会基盤技術研究部材工研究室 先端施工チーム チームリーダー)
講演概要:現在、内閣府が中心となって進めている戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)における、イフンラ維持管理・更新・マネジメント技術の研究開発の概要と、その中で大成建設が開発を進めてきたコンクリートのひび割れ画像解析技術を紹介します。また、このような技術開発の中で求められる画像認識技術について、ユーザーの立場から話題を提供いたします。
3-2: IoTにおける機械学習を活用した異常検知の適用シーン
講演者:濱中佐和子氏(ブレインズテクノロジー株式会社 代表取締役)
講演概要:膨大で多様なセンサーデータから価値ある知見を抽出するには、機械学習を活用した高度な解析が必要であることは、今や自明となりますが、その具体例として、リアルタイム予測分析プラットフォーム”Impulse”で実現している、産業機器の故障予兆検知や、製品完了検査における不良品検出など、異常検知が価値を提供するシーンを、事例を交えてご紹介いたします。
https://www.brains-tech.co.jp/impulse/
3-3: 画像認識AIプラットフォーム「Andy」紹介
講演者:粟津裕行氏(2002年オークネット入社。直近は、中古車のビックデータ分析を経験した後、機械学習分野にて活動中)
講演概要:「Andy」は、IoTとAIで企業とお客様をつなぐ、新しいカタチのサービスです。顔写真を撮影するだけで簡単に顧客登録でき、カメラとAIで顧客を自動認識します。認識した顧客データは、各種端末へ通知したり、お客様のスケジュール管理と連携した音声誘導を実現します。
例えば、ショップで導入した場合、お客様が来店するとAndyが瞬時に顔認識して販売員に通知します。さらに、来店回数や頻度、購入商品などのデータを紐づけておけば、お客様それぞれに応じた対応をすることができます。
https://aucnet-ibs.com/solution/andy.html
セミナー申込方法について
9月28日(木)正午までに下記の申し込みフォームよりお申し込みください。それ以降のお申込者はテキストのご用意が出来ない場合があります。
◇ ネットワーキング(懇親会)について(要予約)
講演終了後(18:00を予定)、虎ノ門ヒルズのレストランでセミナー講師、理事を交えてネットワーキング(懇親会)を行います。情報交換などの場としてご活用ください。5千円の会費制です。参加申込と一緒にご予約ください。登録された会員以外のご参加も可能です。当日セミナー受付時にお支払いをお願いいたします(領収書を発行いたします)。キャンセルの場合は前日の正午までにお願いいたします。それ以降はキャンセル代として実費(3,000円)のお支払いをお願いいたします。
終了しました。
ご質問等は、以下にご連絡ください。
〒150-0031
東京都渋谷区桜丘町2-9 カスヤビル 8階 株式会社 ISP Networks 内
一般社団法人 人工知能ビジネス創出協会